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地域祭礼の世界観を統一し、認知向上と回遊促進を実現 「日本橋・日京まつり」広報物リニューアル事例

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クライアント

日本橋京橋まつり実行委員会 様(東京中央大通会 様)


施策概要

長年A4・B5サイズで制作されてきた「日本橋・日京まつり」の配布物を、 東京アドワイズからの提案により“かわら版”を意識したタブロイド判へ全面リニューアル。
江戸文化の象徴である「かわら版」をモチーフにすることで、 祭りの歴史性・地域性・世界観を一体化した広報物へと進化させました。
さらに、タブロイド紙にはQRtranslatorを導入し、 多言語対応とデータ取得を同時に実現。 訪日客・地域住民・ファミリー層など、
多様な来街者に向けた “紙×デジタル”のハイブリッド広報を構築しました。


背景・課題

〇50年以上続く伝統ある祭りだが、若年層・訪日客への情報到達が弱い
〇配布物のデザインが“毎年の踏襲”になり、世界観の統一・刷新が必要
〇祭りの歴史的価値を伝えつつ、現代的な回遊導線をつくりたい
〇多言語対応やデータ取得など、デジタル連携の仕組みが不足


施策内容

① タブロイド判「かわら版」デザインの開発

日本橋は五街道の起点であり、 全国から人・文化・物資が集まる“江戸の玄関口”。
その歴史性を踏まえ、 「江戸の活粋(かっき)」を現代に伝えるデザインコンセプトを設定。
 • かわら版の紙面構成を現代的に再解釈
 • 祭りの歴史・見どころ・参加者の導線を“読み物”として整理
 • 写真・イラスト・地図を組み合わせ、視認性と世界観を両立
結果として、 「手に取りたくなる」「持ち帰りたくなる」広報物へと刷新しました。

② QRtranslatorによる多言語化 × データ取得

タブロイド紙にはQRtranslatorを実装し、 英語・中国語・韓国語など多言語での情報提供を可能に。
さらに、
 • QRの読み取り数
 • 読み取り場所
 • 言語別アクセス
などのデータ取得が可能となり、 来街者の行動分析や次年度改善に活用できる仕組みを構築しました。

③ 世界観を統一した広報物への展開

タブロイドで確立した「かわら版」デザインを、 他の広報物(ポスター・チラシ・SNS素材など)にも展開。
 • 祭り全体のトーン&マナーが統一
 • “江戸の活粋”というブランドメッセージが明確化
 • 地域の文化価値を現代に伝えるPRとして高評価
結果として、 「日本橋らしさ」を軸にしたブランディングが成立しました。


成果

 • 来街者に“日本橋・京橋の世界観を伝える”広報物として高い完成度のツールが出来あがった
 • 多言語対応により、訪日客への情報到達の効率化
 • QRtranslatorでデータ取得が可能となり、改善基盤の構築が可能に
残念ながら2025年は雨天中止となったものの、
今回確立した広報方針は 今後の「日本橋・日京まつり」のブランド資産として継続活用可能な仕組みとなりました。


「日本橋・日京まつり」とは

日本橋は江戸から全国へつながる五街道の起点であり、 また全国からの終点でもある“日本の中心”。
昭和47年(1972年)、国道完成記念として 鼓笛隊・ぬいぐるみ・大名行列などのパレードが開催されたことをきっかけに、 毎年10月に「日本橋・日京まつり」がスタート。
現在では、 全国各地の伝統芸能・祭り・踊りが集う一大イベントとして 50回以上の歴史を重ねています。

▼日本橋京橋まつり(日京まつり)
 公式サイトはコチラ

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