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名古屋エリアの基礎データから見る“都市のリアル”

名古屋の人口動態とエリア特性を整理する
名古屋は人口約230万人を抱える中部圏最大の都市であり、区ごとに生活者像・産業構造・人口動態が大きく異なります。東京の企業が名古屋で施策を検討する際、この“区ごとの違い”を理解しているかどうかで成果が大きく変わります。
以下では、名古屋市の最新統計データをもとに、エリアの特徴を整理します。
1. 名古屋市の人口規模と推移
名古屋市の人口は約233万人で、近年は自然減を社会増が補う形で緩やかな増加が続いています。
令和7年の人口増減:+7,609人(自然減12,173人/社会増19,782人)※1
名古屋は全国的に見ても“若年層の転入が多い都市”で、特に20〜24歳の社会増が最大となっています。※1
2. 区ごとの人口と特徴
名古屋市は16区で構成され、それぞれに明確な個性があります。
以下は代表的な区の特徴です(人口データは名古屋市統計年鑑より)。
中区:都心・商業の中心
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〇昼間人口が突出して多いエリア※1
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〇栄・大須など商業集積が強い※1
- 〇若年層・単身者が多い※1
名東区・天白区:住宅地として人気
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〇ファミリー層が多く、転入超過が続く※1
- 〇教育水準が高く、学区ブランドが強い※1
港区:人口減少が続く湾岸エリア
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〇高齢化が進行※1
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〇商業施設(ららぽーと名古屋みなとアクルス等)は広域集客※1
中村区:名駅エリアの再開発で人口増
〇名古屋駅周辺の再開発により若年層の転入が増加※13. 昼夜間人口の差から見る“動く人の流れ”
名古屋市は、中区・中村区に昼間人口が集中する構造が顕著です。
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〇中区:昼間人口が常住人口を大きく上回る※2
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〇中村区:名駅エリアのビジネス集積で昼間人口が増加※2
このため、 「住んでいる人に届けたい施策」と 「働きに来ている人に届けたい施策」 で、狙う区が大きく変わります。
4. 外国人人口の増加と多様化
名古屋市は外国人人口が増加傾向にあり、特に中村区・中区・中川区で多い傾向があります。※3
多言語対応や国籍別の生活者理解が必要な場面も増えています。
5. 名古屋の人口動態のポイント
名古屋の特徴をまとめると以下の通りです。
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〇自然減が続く一方、転入超過で人口は微増
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〇20代の若年層が多く流入
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〇区ごとの生活者像が大きく異なる
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〇都心(中区・中村区)と住宅地(名東区・天白区)の二極構造
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〇外国人人口の増加で多様性が進む
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出典
すべて名古屋市公式統計(統計なごや web 版)より引用
※1 令和7年 愛知県人口動向調査(名古屋市分)
※2 名古屋市統計年鑑 統計グラフ(区別人口・昼夜間人口)
※3 名古屋市統計年鑑「人口」


